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庭石の処分費用はいくら?運び出しで決まる相場の話

庭石の処分費用はいくら?運び出しで決まる相場の話

庭石は、実家の片づけで最後まで決まらずに残りやすいものです。

費用を決めるのは石の大きさよりも運び出しの条件です。処分費だけなら1kgあたり約30〜60円ですが、重機が入らない庭は手作業になり、総額は約5万〜20万円に上がります。庭一面なら100万円を超える事例もあります。

この記事の目次
  1. 庭石の費用は4つの層に分かれる。石そのものの値段ではない
  2. 石の重さを先に自分で見積もる。処分費はここで決まる
  3. 金額を動かすのは石の大きさより運び出しの条件
  4. 総額はどこに落ちるか。公開されている事例の幅
  5. 自治体は庭石を引き取らない。理由は石がごみではないから
  6. 自分でやる場合の限界と、持ち込み単価の実額
  7. 買取は前提にしない。値が付く石の条件は限られる
  8. 庭に埋める、山に置いてくるが後で高くつく理由
  9. 依頼先4つの比べ方と、まとめて頼むと下がる理由
  10. 見積りを頼む前に用意する4点と、見積書で見る項目
  11. よくある質問

庭石の費用は4つの層に分かれる。石そのものの値段ではない

同じ大きさの石でも、A社が3万円台、B社が15万円と答えることがあります。石の相場が違うのではなく、見積りに入っている層が違うだけです。庭石の撤去にかかるお金は、次の4つに分解できます。

費用の層何に対して払うか公開されている単価の目安
人件費石を掘り出す、動かす、積み込む作業作業員1名1日あたり約1万〜3万円
重機使用料ミニ重機、ユニック車、クレーンの使用と回送小型で約2万〜3万円、ユニック車で約3万〜4万円、大型のラフタークレーンで約6万〜8万円
運搬費トラック1台を1往復させること1車あたり約2万〜3万円
処分費処分場が石を受け入れる料金2tダンプ1車で約2万〜3万円、4tダンプ1車で約4万〜5万円。重量課金なら1kgあたり約30〜60円

単価は解体業者が自社サイトで公開している数字です(豊和「大きな庭石を処分したい!撤去費用の相場と27事例を解説」/2026年7月30日確認)。人件費と重機の時間単価については、重機の使用料を1時間あたり約1万〜2万円、人件費を1人1日あたり約1万〜2万円とする解体業者の解説もあります(サンライズ「庭石の撤去費用は?」/同日確認)。

この4層のうち、石の大きさに素直に比例するのは処分費だけです。残りの3つは現場の条件で決まります。だから「うちの石は1個だけだから安いはず」という読みが外れます。1個でも重機が必要なら重機の回送費が1回分かかり、トラックも1台呼ぶことになります。

相談者相談者
見積りで安かった会社に頼めばいいのでしょうか。
実家じまいナビ編集部実家じまいナビ編集部
総額の前に、処分費が重量単位か1個単位か、重機の回送費が別建てかを聞くと比べられます。同じ条件で並べないと安く見えた側が後から増えます。

編集部は士業ではないため、共有名義の実家で誰が費用を負担するかといった法律上の判断には踏み込みません。金額と手順、確認先を並べる形で整理します。

石の重さを先に自分で見積もる。処分費はここで決まる

見積書に1kgあたりの単価が書かれていても、石の重さが分からなければ検算できません。業者が概算に使う式は単純で、寸法と比重をかけるだけです。

重さ(kg)= 幅(m)× 奥行(m)× 高さ(m)× 2,500〜2,700

後ろの数字は石の比重です。花崗岩などの自然石はおおむね2.5〜2.7として計算されます。解体業者の解説では2,500をかける式が、土地活用サイトの解説では「たて×よこ×高さ×比重」という形で示されています(解体無料見積ガイド系サイト「庭石撤去の費用相場」イエウール土地活用「庭の解体費用の相場」/いずれも2026年7月30日確認)。

石の寸法(幅×奥行×高さ)概算の重さ処分費だけの目安(1kgあたり約30〜60円)
30×30×30cm約70kg約2,000〜4,400円
50×50×40cm約250〜270kg約8,000〜16,000円
80×60×60cm約720〜780kg約2万〜5万円
100×80×70cm約1,400〜1,500kg約4万〜9万円

丸みのある石は箱の体積より軽くなるので、この式は上振れします。上限側の数字を見て「これより高くはならない」という上限の感覚を持つ使い方が実務的です。逆に、庭で見上げるほどの石は1トンを超えます。直径60〜80cmほどの丸石1個で約1トンという目安を示す解体業者もあり、1トンあたりの撤去費用を約3万〜7万円とする解説もあります。

体積で単価を出す業者もいます。撤去と処分をまとめて「たて×よこ×高さ×12,000円から」で概算する形です(解体無料見積ガイド「庭の解体費用」/2026年7月30日確認)。80×60×60cmの石なら0.288立方メートルで約3万5,000円からという計算になります。重量課金の処分費だけの数字と桁が違って見えるのは、こちらには作業費が含まれているからです。単価を比べるときは、その単価が何を含んでいるかを必ず確認します。

先に測っておくのは幅と奥行と高さ、それに地面から出ている高さです。埋まっている部分は見えないので、見積りの段階では業者も読み切れません。

金額を動かすのは石の大きさより運び出しの条件

同じ800kgの石でも、庭に重機が入る家と入らない家では総額が数倍変わります。重機やクレーンが石の近くまで入れる現場なら人件費は軽く済み、まったく入らない現場は全て手作業になって作業員が複数必要になる、という説明が施工事例側から出ています(豊和/2026年7月30日確認)。見積り前に自分で見ておける条件を並べます。

  • 前面道路の幅と停車位置。4tダンプが着けられるか、2tまでか、路上に停めて作業できるか。トラックが小さくなると往復が増えます
  • 庭への入口の幅。おおむね2m以上あれば重機を入れられる可能性があり、それ以下は手作業に寄って人件費が増えるという目安が示されています(堀尾造園「庭石や灯篭の撤去・処分費用はいくら?」/2026年7月30日確認)
  • 石とクレーンの距離。道路から吊れる位置にあるか、家をまたぐ必要があるか
  • 上空の障害。電線、カーポートの屋根、軒、庭木の枝。吊り上げる方法が使えないと分解して運ぶ話になります
  • 石が地面にどれだけ埋まっているか。据付のときに半分近く埋めている庭石は珍しくありません。掘り起こす手間が加算されます
  • モルタルやコンクリートで固定されていないか。固定されていれば砕く作業が別に立ちます。見た目では判断が難しく、一度吊り上げて確認する現場もあります
  • 隣家との距離。振動と破片への養生、駐車位置の相談が必要になります
  • 処分場までの距離。燃料と拘束時間が運搬費に乗ります。同じ石でも地域で金額が違う理由の一つです

石の種類も効きます。加工された石材や二次製品は処分場の受入単価が上がることがあり、後述のように墓石や宗教に関わる石を受け入れない処分場もあります。庭石と灯篭を一緒に頼むつもりなら、灯篭の分は先に伝えておくほうが確実です(石灯籠の処分費用と、寄贈や引き取りの可否)。

相談者相談者
庭木や塀も一緒に片づけたいのですが、順番はありますか。
実家じまいナビ編集部実家じまいナビ編集部
石を運ぶ動線を塞いでいるものから先に外します。庭木の枝や塀が邪魔なら、そこを同じ日程に組むと重機とトラックを1回で使えます。

動線に関わるものは同じ工程で考えます(庭木の伐採費用の相場ブロック塀の解体費用と、自治体の助成金が出る条件)。

総額はどこに落ちるか。公開されている事例の幅

幅のある相場だけを見ても、自分の家がどこに入るかは分かりません。公開されている事例と価格帯を、現場の条件ごとに並べ直します。

現場の条件公開されている総額の目安
人力で運べる小さめの石を数個約5,000〜5万円
石を割って小さくしてから処分約1万5,000〜5万円の追加
クレーンやユニックが必要な大きな石約7万〜20万円
庭石の撤去工事として一般的な合計約5万〜20万円
庭一面の庭石と庭木をまとめて更地に約12万〜135万円の事例が並ぶ

人力とクレーンの価格帯は解体業者の解説から、合計の一般的な幅はサンライズの解説から、庭全体の事例は豊和が公開している27事例からとりました(ACTIVE「庭石の撤去は自力でできる?」/2026年7月30日確認)。27事例のうち最も安いものは約9万円で、クレーンで吊り上げた1件です。最も高いものは大量の庭石を破砕した現場で、工期23日、約500万円という規模になっています。

読み方はこうなります。小さめの石が数個で人力なら数万円台に収まります。大きな石が1個か2個あって重機が必要になると、その瞬間に10万円台へ上がります。庭一面に据えられている家は、石の個数ではなく工期で金額が決まります。日数が増えれば人件費と重機の借り上げがそのまま積み上がるためです。

相続した実家で庭石が並んでいる場合、建物の解体や売却の話と同時に出てくることが多くなります。全体の順番は実家じまいとは?進め方と費用の全体像で整理しています。

自治体は庭石を引き取らない。理由は石がごみではないから

粗大ごみに出せば安く済むのではないか、という発想は自然です。ただ多くの自治体は庭石を収集の対象から外しています。理由は費用でも安全でもなく、石を廃棄物として扱っていないからです。

いずれも2026年7月30日に確認した内容です。品目と条件は改定されるので、住んでいる市区町村の「収集できないもの」の一覧で石の欄を見るのが確実です。

少量なら受け入れる自治体もある。条件は重さと大きさ

全面的に断られるわけではなく、量と大きさで線を引いている自治体があります。基準が具体的なので、自分で割る場合の目標値としても使えます。

  • 山口市:石、砂、土は自然界にもともと存在するもので廃棄物ではないとしつつ、少量なら受け入れると案内。石は人力2人で運搬できる程度の大きさ(50kgを目安)で1〜2個程度なら、燃やせないごみの持込施設に持ち込める。土や砂利は2〜3袋程度なら中身の見える袋で集積所に出せる(山口市「石、砂、土の処理について」
  • 各務原市:自分で家庭の花壇や擁壁などを壊したものに限り、1つの大きさが最大30cm四方以内かつ20kg以内なら清掃センターへ搬入できる。大きいものや大量のものは石材店や土建材業者に相談するよう案内(各務原市「石、土、レンガ、コンクリートブロックの捨て方」
  • 横浜市:土や石は一度に多量にならないよう少量ずつ、透明か半透明の袋に入れて燃えないごみの日に出す(横浜市「土・石はどうしたらよいか」

どの自治体でも共通しているのは、工事を頼んで出たものは家庭ごみとして扱えないという線引きです。業者に撤去してもらった石は、その業者の側で処理するものになります。自分で少しずつ割って出すか、業者に一式で頼むかの二択で、途中の道はありません。

自分でやる場合の限界と、持ち込み単価の実額

費用をかけずにやりたい場合、作業は割ることと運ぶことに分かれます。割る側の道具は、石割り用のセリ矢、ハンマードリル、電動ハンマー、大ハンマーで、工具代は約2万円以上かかるという解説があります(おいくら「庭石の処分方法7選」/2026年7月30日確認)。現実的に自力で扱える範囲は、おおむね30cm未満の小石までという見方が業者側から出ています。

止まりやすいのは割る工程ではなく運ぶ工程です。前の章の基準に合わせると、1個20kg以内、30cm四方以内まで割ってから袋に詰めることになります。20kgの袋は持てば分かりますが、10袋で200kgです。軽トラックの積載は350kgが一般的で、石だけなら荷台の底しか埋まりません。往復回数と体への負担が先に効いてきます。

民間の処分場に自分で持ち込む場合の単価も公開されています。岐阜県の砕石業者は庭石の受け入れを1kgあたり7.5円、ダンプやユニックで持ち込む場合は1トン7,500円、個人が少量を手降ろしする場合は1kgあたり15円と表示しています。2トンを超える石は別料金、墓石や宗教に関わる石は受け入れ不可、日によって1日10トンに制限、一般の方の土のう袋の持ち込みは休止という条件も併記されています(山﨑組/2026年7月30日確認)。

この数字が意味するところは、処分場に着いた後の料金は驚くほど安いということです。500kgの石でも受入料金だけなら4,000円前後です。かかっているのは、掘り出して吊り上げて積んで運ぶまでの手間で、そこが業者に払う金額の本体になります。自力でやる価値があるかは、石の重さが人力の範囲に収まるかどうかで決まります。

庭石が数個だけ、単発の作業として頼みたいとき

出店している事業者ごとに料金と口コミが並ぶので、庭石の撤去のような単発の作業を、金額を見てから頼めます。工事一式ではなく作業単位で頼みたい場合や、まず1個だけ動かしたい場合に向いています。

作業の料金を比べる

買取は前提にしない。値が付く石の条件は限られる

庭石には値打ちがあるはずだから、売れば処分費が浮くのではないか。この期待は、昔なら成立していました。日本庭園や石垣の需要が高かった時期には買い取る業者がいましたが、庭の狭い住宅が増えて庭石そのものの需要が減った、という説明が回収業者側から出ています(信太商店「大きな庭石を処分する方法5選」/2026年7月30日確認)。買取業者はほぼなくなったとする解説もあり、値が付くのは景石や銘石、灯篭や石像のような加工品に限られます。

石材の専門店は判断の仕方をはっきり書いています。石の価値と撤去に必要な費用は分けて考えるべきで、掘り出しと重機と運送の費用が石の価値を上回りやすい、という整理です(揖斐川庭石センター「庭石の処分方法」/2026年7月30日確認)。値が付いても撤去費のほうが大きければ、支払いは減るだけで消えません。

引き取りになりやすい条件

  • 石の状態が良く、割れや大きな欠けがない
  • 形が整っている、または珍しい種類や希少な石材である
  • トラックを寄せられる位置にあり、掘り出しに重機が要らない
  • 複数まとめて出せる(1個だけ運ぶための費用が割高になりにくい)

個人間で譲る手もあります。ただし決めておく必要があるのは、積み込みを誰がやるかと運搬手段です。引き取り希望者が軽トラックで来ても、200kgの石は1人では積めません。写真と寸法、概算の重さ、当日の作業分担を先に書いておくと、来てから断られる展開を避けられます。

期待値の置き方としては、無料で引き取ってもらえたら上出来、値が付いたら例外という順です。買取を前提に予定を組むと、断られた時点で工程が止まります。

庭に埋める、山に置いてくるが後で高くつく理由

庭に穴を掘って埋める方法は、費用0円で終わったように見えます。実際には石が地中埋設物として残るだけです。将来その土地を売るときや建物を新築するときに、基礎工事で掘り当てて撤去する対象になります。撤去費が後払いになり、そのときは工事を止めた状態で判断することになります。

売る予定があるなら、埋めた事実そのものが説明の対象になります。編集部は法令の解釈をしないので、告知の要否は仲介する不動産会社に確認する範囲として扱います。地中に何を埋めたかを覚えているのは自分だけなので、記録と写真を残しておくと後の説明が短く済みます。

ごみ集積所に置いてくる方法も外れます。世田谷区は集積所への投棄が不法投棄に該当すると明示しています(世田谷区/2026年7月30日確認)。山林や河川敷、他人の土地についても同じ扱いになります。東京都環境局は、廃棄物処理法が何人もみだりに廃棄物を捨ててはならないとして投棄を禁止し、この法律で最も重い罰則を定めていると説明しており、投棄禁止違反には5年以下の懲役、1,000万円以下(法人は3億円以下)の罰金またはその併科が示されています(東京都環境局「廃棄物の不適正処理禁止」/2026年7月30日確認)。刑罰の名称や金額は改正されるため、最新は条文で確認してください。

石は廃棄物ではないと自治体が説明する一方で、捨てれば不法投棄として扱われる場面がある、という二重の建て付けになっています。境目の判断は編集部の役目ではありません。実務の結論だけを書けば、自分の敷地の外に石を置いてくる選択は取らない、で足ります。

依頼先4つの比べ方と、まとめて頼むと下がる理由

庭石を扱う業者は1種類ではありません。得意な範囲と料金の立て方が違うので、庭の状態によって向き先が変わります。

依頼先向いている状況料金の立て方
造園業者庭の手入れや植栽の整理と同時にやる石1個あたりの単価で示されることがある
石材店石の種類や価値を見てもらいたい、引き取りの可能性を探る引き取りや持ち込みの相談が中心
解体業者・外構業者大きな石、重機が必要、建物の解体や整地と同時撤去費と運搬費と処分費を分けて積み上げる
不用品回収業者人力で運べる石が多数、庭の片づけとまとめて重量課金で1kgあたり約40〜60円という例がある

費用を下げる方向で効くのは、値切りよりも工程をまとめることです。運搬費と重機の回送費は1現場につき1回で計上されるので、庭石、庭木、ブロック塀、物置を同じ日程に載せると1個あたりの単価が下がります。複数まとめたほうが1個あたりのコストを抑えやすいという説明が施工側から出ています(堀尾造園/2026年7月30日確認)。建物を解体する予定があるなら、庭石を先に別発注せず解体の見積りに含めて出してもらうほうが安く収まる場合があります。

逆に注意する点として、建物解体の見積りに外構撤去が入っていないことがあります。庭石、庭木、塀、土間コンクリートは別項目になりやすいので、明細で有無を確認します。

重機が必要な庭石を、条件を揃えて複数社に出す

庭石や外構の撤去は、同じ条件で複数社に出さないと単価の妥当性が判断できません。解体と外構撤去の見積もりを最大4社へ一括で依頼でき、断りの連絡も代行してもらえます。相場を知るだけの利用でも構いません。

無料で解体費用を比べる

見積りを頼む前に用意する4点と、見積書で見る項目

庭石の見積りは、写真と寸法があるかどうかで往復の回数が変わります。石材の専門店が挙げているのは、石を正面と左右と後ろと上から撮った写真、横幅と奥行と高さ、搬出経路、門の幅です(揖斐川庭石センター/2026年7月30日確認)。遠方の実家で立ち会えない場合も、この4点があれば概算までは進みます。

  1. 写真。石そのものを4方向から。加えて、道路から庭までの通り道と門扉、上空の電線が写るように1枚
  2. 寸法。幅、奥行、高さ。地面から出ている高さも別に測る
  3. 搬出経路の幅。門扉の内側の有効幅、通路の一番狭い場所、道路の幅
  4. 個数と概算の重さ。前の章の式で出した数字を添えると、業者が重機の当たりを付けやすくなります

見積書で確認する4項目

  • 処分費が重量単位か1個単位か。重量単位なら1kgあたりいくらで、重さはどう測るのか
  • 重機の使用料と回送費が別建てか、一式に含まれているか
  • 撤去後の整地と、掘った穴を埋める土の手配が含まれているか
  • 追加費用が出る条件。石が想定より深く埋まっていた場合、モルタルで固定されていた場合の扱いを先に文書で確認する

4つ目が実際に揉めやすい部分です。石の下は掘るまで見えません。吊り上げてはじめて根入れの深さや固定の有無が分かる現場もあります。追加が出る可能性そのものを消せないので、出る条件と単価を先に決めておく形にします。

相談者相談者
実家が遠くて何度も行けません。任せきりで進められますか。
実家じまいナビ編集部実家じまいナビ編集部
写真と寸法で概算までは進みます。確定は現地確認になるので、鍵の受け渡しと近隣への挨拶を誰がやるかだけ先に決めておくと、往復が1回で済みます。

よくある質問

庭石を動かすのはよくないと聞きました

庭石そのものに決まった作法はありません。気にかかる場合は地元の神社に相談する形が一般的です。実務として先に伝えておくべきなのは処分場の受け入れ条件で、墓石や宗教に関わる石を受け入れない処分場があります(山﨑組/2026年7月30日確認)。灯篭、手水鉢、五輪塔のようなものが庭にある場合は、見積りの段階で業者に伝えます。

庭石1個だけでも頼めますか

頼めます。ただし運搬費と重機の回送費は1回分かかるので、1個あたりの金額は割高になります。他に片づけたい庭のものがあるなら同じ日程に寄せたほうが得です。1個だけ動かしたい場合は、作業単位で料金が出ているサービスで金額を先に見る手もあります。

砂利や園芸用の土も同じ扱いですか

自治体の分類では自然石と同じ枠に入ることが多く、砂利、砂、庭土、園芸用土をまとめて対象外にしている例があります(岐阜市/2026年7月30日確認)。一方で、少量なら袋で出せる自治体もあります(山口市は土や砂利は2〜3袋程度まで/同日確認)。量が中途半端なときほど、先に自治体の一覧を見るほうが早いです。

借地や賃貸の庭にある庭石はどうなりますか

誰の所有物として据えられたかで負担する側が変わります。編集部は契約の解釈をしないので、契約書の記載と貸主への確認が先という扱いにしています。相続で引き継いだ土地に借地人がいる場合は、勝手に撤去を進めない前提で話を始めます。

売る前に庭石を撤去したほうが売れやすいですか

買い手が駐車場や新築の敷地として見るなら、石が残っているほうが解体費の見込みを厚く引かれます。ただし撤去に十数万円かけて査定が同じだけ上がる保証はありません。先に不動産会社へ、現況のままと撤去後で見立てが変わるかを聞くのが順番です。土地と建物の全体の段取りは実家じまいの進め方で整理しています。

費用を下げるなら何から手を付けますか

  1. 同じ条件で2〜3社に見積りを出す(写真と寸法を同じものにする)
  2. 庭石、庭木、塀、物置を同じ日程にまとめる
  3. 自分で運べる小石は分けて、自治体の条件内で処理する
  4. 急がない。工期に余裕を持たせると日程を調整してもらいやすくなります

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実家じまいナビ編集部

実家じまいナビ編集部 |沖縄に売れない土地を持つ当事者が運営

実家じまいナビ編集部です。運営者自身が沖縄に売れない土地を相続し、出口が見つからないまま維持している当事者です。役所と業者を回って分かった順番、実際にかかる費用、先に知っておけば防げたことを記録しています。法令の解釈が必要な部分は断定せず、調べ方と相談先を示す方針です。

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